お店の方との会話術@日本酒居酒屋

話しかけるな、話しかけられるのを待て!

初級編の記事にて、会話術について少し紹介しています。この記事では、料理や日本酒の感想を伝えることが会話のきっかけになることを紹介しました。とはいえ、お店の方も忙しいし、基本的にはこちらから頑張って話しかける必要はありません。

居酒屋での場面を想像してもらいやすくするために、シチュエーションを設定します。

  • 自分は、日本酒居酒屋のカウンター席に一人で座っています
  • 目の前には、日本酒に詳しい店主が料理を作っています

こうなると目の前の店主に話しかけて色々伺いたいところですが、そこはぐっと我慢しましょう。忙しいときに空気を読まずに話しかけていると、うざい客認定されてしまいます(笑)。会話してくれる方であれば、手があいたタイミングで向こうから話しかけてくれます。「どこから来たんですか?」とか質問をしてくれると思うので、それに答えましょう。なので基本的には、自分から話すタイミングを考える必要はなく、話かけられたら会話を進めれば良いです。

褒め上手は、客上手

居酒屋に行っていると、客としての振る舞い方が素晴らしいなという方がたまにいます。そういう方は大体褒め上手です。旨い飯、旨い酒に出会ったら、素直に、かつ的確な表現で、お店の方にそれを伝えています。私もそう感じてから、真似してみていますが、まだまだです。。ぜひ周りにそんな人がいないかを意識して見渡してみてください。

質問をしてみよう

少し店主と打ち解けられたら、逆にこちらからも質問してみましょう。何でもいいですが、最初は簡単なものからがいいですね。「日本酒の種類がたくさんあって目移りしちゃうんですが、いつも何種類くらい置いてるんですか?」とか答えやすいものが良いと思います。さらに打ち解けられたら、店主の日本酒の好みなどを聞いても、ちゃんと答えてくれると思います。

聞かれてないことはしゃべらない

基本的には、「質問に答える」、「旨かったという感想を伝える」、「質問する」の3つでお店の方との会話は成り立つと思います。ここで不要なのが「聞かれてないことをしゃべる」ことです。年配の方でたまにそういうお客さんがいますが、よく分からないウンチクを聞く立場になってみれば自ずとどういうことか理解できますよね(笑)。

他のお客さんと話していいか、よくないかの基準

カウンターに座っていて、横に一人のお客さんがやってきました。さて、その人にしゃべりかけて良いのでしょうか?その基準は、店主がカウンター越しに橋渡ししてくれたかどうかです。「今隣にいらっしゃるのは、うちによく来てくれる○○さんです。○○さんも燗酒好きですよ」といった感じで橋渡ししてくれた場合は、お話しても良い合図です。橋渡しがない場合は、しゃべりかけないでおきましょう。

今回は、日本酒居酒屋での会話術について書きました。ぜひ実践して日本酒居酒屋での会話を楽しんでみてください。次回は、日本酒居酒屋のイベントに参加してみようという記事を書く予定です。