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まったり日本酒道

日本酒を楽しむコツを分かりやすく紹介していきます

自分にぴったりな日本酒居酒屋の見つけ方

一人飲みに適した居酒屋とは

前回は、日本酒居酒屋での一人飲みの魅力を紹介しました。 今回の記事では、一人飲みに適した、自分にぴったりの日本酒居酒屋を見つける方法をお教えします。

まず、一人飲みに適した日本酒居酒屋の条件を3つ挙げます。

1.カウンター席があること

カウンター席があることは必須です。カウンター越しに店主や店員さんと話ができます。

2.日本酒に詳しい店主、または店員さんがいること

こちらも必須です。日本酒に詳しい店主、または店員さんがいないと、日本酒の話題で話すことができません。

また、調理場にいる店主一人が日本酒に詳しくて、ホールの店員さんが日本酒に詳しくないというケースもあるので、その場合は、店主とお話できる位置の席に座らないと、日本酒の話を聞けないといったケースもあります。

あと、日本酒に詳しい店主、店員さんがいても、あまり客と話をしないお店もあります。そういうお店の場合は、一人飲みは厳しいので、二人以上で行くようにしましょう。

3.お店に常連さんがたくさんいること

お店に常連さんがたくさんいるということは、何度も足を運びたくなる良いお店という証拠です。また、何度も来てくれるお客さんを大事にしてくれるお店ということでもあります。

そして、常連さんは一人でお店に来ることが多いです。一人飲みでも楽しいから、頻繁にお店に来るのだろうと考えると、「常連さんが多い店≒一人飲みに適したお店」となります。

自分にぴったりな日本酒居酒屋の見つけ方

どのお店が自分にぴったりなのか、それを判断する私なりの基準は、「店主の日本酒の好みと、自分の日本酒の好みが合うかどうか」です。

お店が色々なバリエーションの日本酒を揃えていても、一番力が入ってしまうのは、店主の好みの銘柄です。自然と、店主のその銘柄や、蔵元に対する知識量も多くなります。そのため、その銘柄のベストなコンディション(熟成具合、温度帯、グラスなど)で、店主の熱い思い入れを聞きながら、飲むことができます。それが、その日本酒居酒屋の真骨頂です。

だから、同じ銘柄、同じスペックの日本酒でも、その居酒屋で飲むと、さらに一段階上の味がする、といったことが起こり得るのです。そういうマジックを起こさせてくれる場所、自分の好みの日本酒を、そういうベストなコンディションで飲める場所が、自分にぴったりな日本酒居酒屋です。

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長珍と秋鹿 どちらもぬる燗の旨さに悶絶
飲み頃まで寝かせて、お酒に味がのった時点で提供されています
さらに私の好みの温度帯のぬる燗で♪


逆に言うと、いくら人気のある銘柄を仕入れて提供していても、ただ単に提供しているだけの日本酒居酒屋は、自分にぴったりな日本酒居酒屋になりえません。一見すると、同じ日本酒を提供しているので同じように見えますが、そこには天と地の差があります。

店主の好みの日本酒を知る方法

これは簡単で、素直に「自分が飲むときは、どんな日本酒が好みなんですか」と聞けばいいです。相手は商売なので、特定の銘柄を贔屓にすることは遠慮して、銘柄名をストレートに言ってくれることはあまりないですが、どんなタイプが好きなのかは教えてくれます。

また、お客さんに日本酒の紹介をするときに、どの銘柄に力が入っているかは、何回かお店に行って、聞いていれば分かってきます。上級者ともなれば、お店の冷蔵庫に入っている日本酒の種類を見れば、おおよそのことは分かるかもしれません。

あとは、店主や店員さんとフィーリングが合うかも重要です。ちょっと日本酒の好みは違っていても、お店の方とのフィーリングが合うから行きたいお店というのもあります。

最初は2人で行くのもおすすめ

初めてのお店に、いきなり一人で行くのには、勇気がいるものです。その場合は、友達などを誘って、二人で行くのもおすすめです。なぜ二人かというと、カウンター席に座れる確率が高いからです。カウンター席に座って、日本酒に詳しい店主、店員さんはいるか、お客さんと話をしているか、常連さんはいるかなどの様子を探って、一人で行けそうか判断してみましょう。

最後に、注意点ですが、この記事では、店主、店員さんとの会話について書いていますが、あくまでも居酒屋の本分は、ご飯を食べて、お酒を楽しむ場所です。そして、店主や店員さんのメインの仕事は、客との会話ではなく、他にあります。

会話については、居酒屋の楽しみとしては、重要な要素なのですが、あくまでも副次的な要素です。そこは、きっちり認識しておく必要があります。店主や店員さんが、忙しくしているときは、大人しく料理とお酒を楽しむことに集中しましょう。

また来たいと思えるかどうかが大事

今まで色々書いてきましたが、要は、居酒屋に行った後に「また来たいと思えるかどうか」です。単純に、色々なお店に行ってみて、また行きたいと思うお店に行けば良いのです。そうしているうちに、きっと自分にぴったりな日本酒居酒屋が見つかるはずです。

次回は、日本酒居酒屋での会話術について紹介します。初級編でも少し紹介した居酒屋での会話術ですが、もう少し深掘りする予定です。